代表挨拶
日本酒は千年以上に及ぶ永い試行錯誤の歴史のもとに製法が確立した酒類と言われます。
それゆえ、伝統的商品としての特性ばかりに目を奪われがちですが、製造技術的にも、その味と香においても、実は日本酒ほど近年長足の進歩を遂げてきたお酒はありません。
弊社は、伝統を重んじつつも変革を恐れず、常により美味しい味と香の日本酒を求めて努力を続けてまいります。
亀ノ尾、愛山等さまざまな酒造好適米を使用することも、静岡酵母に限らず赤色酵母を始め多種多様な酵母にチャレンジすることも、壜内二次発酵によるawa酒を製造することも、海底貯蔵でお酒を熟成させることも、より美味しい味と香の日本酒を造り出すための努力です。
そして、こうした努力のすべては呑んで美味しいと言ってくださるお客様のひと言を励みにしてのことです。
ご愛顧ありがとうございます。
臥龍梅 蔵元
鈴木克昌
会社概要
社名
三和酒造株式会社
所在地
静岡県静岡市清水区西久保501-10
連絡先
054-366-0839
代表者
鈴木 克昌
沿革
- 貞享3年 (1686年) 創業: 初代市兵衛が酒造用の良水を求めて稲荷の神に祈願し、夢の中で稲荷大明神が鶯の姿で導いた地である現在の静岡市清水区西久保で酒造業を開始。「鶯宿梅(おうしゅくばい)」と名づけられたお酒が誕生し、地域で愛される。
- 昭和46年(1971年)5月 三和酒造株式会社 設立: 消費社会の発展と需要拡大に応じて、鈴木家が三和酒造株式会社を設立。新発売された「静ごころ(しずごころ)」は、一般公募で名付けられ、県民に親しまれるお酒として登場。
- 昭和60年(1985年) 「羽衣の舞(はごろものまい)」 新発売: 静岡県清酒鑑評会の純米酒部門で首席の県知事賞を受賞したことを機に、純米酒「羽衣の舞」を新発売。
- 平成14年(2002年)秋 「臥龍梅(がりゅうばい)」 新発売: 酒造りの伝統を守りつつ市場の変化に対応するため、吟醸小仕込みの新しいコンセプトのお酒「臥龍梅」を発売。全国的に販路を拡大し、高評価を得る。