拝啓 梅雨の到来を思わせる今日この頃ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて、先日めずらしくアメリカから日本語のメールが届きました。NYの酒バー“酒蔵”でマネージャーを勤める、静岡県出身の門井さんからで、“静岡の名産品と地酒”と題した特別メニューの中で、「臥龍梅」を「鰻の蒲焼」とあわせて提供していただいているとのこと。この次NYへ行ったら、ニューヨーカーの反応を是非とも聞いてみたいものです。日本情緒豊かなデザインのメニュー表も送ってきてくれましたのでご覧ください。海外といえば、先月末、初めて香港へ向けて出荷しました。シンガポール、U.S.A.についで三カ国めの輸出先です。このほか、現在、アラブ首長国連邦のドバイと上海からも引き合いがきており、わが「臥龍梅」も遅ればせながら徐々に海外市場に進出しております。
さて、相変わらず各種お酒の会に参加して出張続きの毎日です。5/24(土)には、日光鬼怒川温泉郷のホテル・ニュー岡部で開かれた、「第7回骨髄バンク・盲導犬育成支援チャリテイ 蔵元の技と心を飲む」に参加してきました。蔵元もお客様も温泉に泊まりこんでのユニークな酒の会です。知らずに見逃してしまった方は、来年は是非ともご参加ください。連絡は、その名も美酔会事務局「酔処ふらり」橋本028-639-1260まで。その翌週末の5/30(金)には、東京は日比谷、東京會舘で開かれた「日本酒文化フォーラム 五周年記念大会 薫風 日本の酒 ほろ酔い祭り」に出席しました。こちらは皇居のまん前の会場で、イタリア人歌手によるカンッーネの独唱を聴いた後、参加蔵元の用意した十数種の自慢酒とそれに合わせたお料理を愉しむといった、贅沢な催しでした。毎年、春と秋の二回開催されておりますので、入会希望者は日本酒文化フォーラム事務局 03-5958-3715 E-mail:s-s-i@nifty.comまで。
恒例の静岡県地酒まつり in TOKYOの概要が決定しました。
開催予定日  平成20年9月7日(日) 午後1時〜4時
予定会場    如水会館2F  (東京都千代田区一ツ橋2-1-1 п@03-3261-1101)
予定入場料   3,500円    チケット発売時期 8月1日
昨年は大会場の東京国際フォーラムで開催されましたが、ことしはまたもとの会場に戻りましたので、入場券がさらに入手困難になることが予想されます。今年は蔵元の持分もいくらか予定されているそうですので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。

今月は大吟醸無濾過原酒に加え、清涼感あふれる大吟醸の小瓶や微発泡性低アルコールの純米吟醸酒等、夏向けのお酒を新発売いたします。是非ともお試しください。
いよいよ田植えも始まり、夏近きを思わせます。皆様お元気で。        敬具                    
平成20年6月吉日                   鈴木克昌

戻る